精霊に生まれた事を後悔したことはないわ
だってこの力があるから、私は愛しいあなたを守れるのだもの
たとえ、永遠に触れ合えなくても、心は誇に満ちているわ
<風の精霊>
『辿り着く場所が終わり』だと分かっているなら、あなたと一緒に行ってやったりしないわ。
どんなに傷ついても、だれかに愚かだと笑われても、私はそれ以外の道を選ぶわ。
あなたは勝手に絶望してればいいのよ。
あなたが恐れる最期の日まで、私は抗うんだから。
諦める事だって勇気がいる。強さがいる。
だけど同じ強さなら、諦めないことを選ぶわ。
何もしないで終わるのは真っ平よ!
あなたは好きに泣いていればいいわ。
私は自分勝手に幸せになるから。
勝手に努力して。勝手に傷ついて。でも、幸福に辿り着くから。
幸せになって、そして、自分勝手にあなたを想って泣くのよ。
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前回の、『辿り着く場所が……』の、続き?←
素敵なお姉様なイメージになった『勝手に幸せになるサン』←名前ですか。
僕には無い強さを表現したらこーなった。
今回がお姉様だから、前回はお兄様か。ヘタレ男め←シリアスな雰囲気ぶち壊し。
この後、二人はどーなったかは、僕にも分からないのであった。続きは……多分書かないので御想像にお任せだ笑