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妹的楽園キャラクター「蜥蜴様」





登場人物がほぼ男だね^^と言われる「楽園シリーズ」の紅一点(は、姫様だろとか)
我らが愛しの蜥蜴様。
胸とか胸とか胸とか、特に胸とか胸を頑張ってくれたらしい・笑
いや、胸、胸、言い過ぎだよ。俺。







胸アップ。……………いや、違った。




絶対エスだと思うこのヒト´ω`




ちゃんとアミアミなアレをはいてくれてありがと。
隊長とのアレな感じの絵も見たいぜ(無理だから)






ありがとー妹^^^

駆け足で行く。

駆けて行きました、うさぎ様。本編は置き去りですか?仕方ないよ、おいちゃん、隊長好きだからね(贔屓か)


コメントは後ほどかえします。ごめんよ!!!



さて、しゅっぱっと終わらしました「過去ちゅー」です。
大人な雰囲気が醸し出されていたら嬉しいですが…………あ、無理ですか。

我らが隊長殿は相変わらず『嘘っぽい』ヒトであります。
どうでもいいけど、隊長殿、あんたやっぱりエムっ気が?笑。
『自信を持って否定出来ない』と言っているところを見ると、どーやら自覚症状はやんわりあるみたいですね´ω`孤独な〜で浮上したマゾ説が、ここにきて一気に有力なモノになりました。大変危険です。そのうちサドっ気があることも主張してみたいと思います。

今回ようやく火の蜥蜴さまを出せました。実は隊長殿が指をパチンとならすと、炎が燃えるアレは蜥蜴さまの加護のおかげだったり(黒鷹さまは違いますが/どのシーンだよ?と思った方は『孤独な王に捧げる人形』をご覧下され)
彼女、かなぁり好きなタイプです。
人前だろうがお構いなしに、服を脱ぎ捨てる潔さ(無頓着)隊長に『遊ぶ?』などといってしなだれるのは彼女くらいさ^^^^仕事優先されても「あら。残念」なんて、かるーく流せるのも彼女くらいさ。

っつか隊長、おんにゃ子より仕事優先って・笑

ツッコミ所は満載なのだが、そこはどこぞに置いておきましょう。



黒鷹とか
獅子王とか
蜥蜴さまとか
メダリオンとか

まだまだ解き明かさなければならないことがたくさんですね。


次の隊長さんたちのお話まで、妄想と想像を膨らましてお待ち下さいませ^^





過去に誓いの接吻(くちづけ)を・下

「遥か昔、戦乱の時。平和を願ったある男が、王となるために剣をとった。数え切れない屍の上に国を創り、男は黒鷹と呼ばれる支配者になったわ。あの日から彼の片方の羽……ルフナード・クレイツァーは黒鷹の為に存在するモノになった」
「火蜥蜴」
「だけど、それはあくまでも過去の話。関係も思いも愛も変わってゆくの。約束があり続けたとしても、心まで縛り続ける事は出来ないわ」
「だから?」
だから、それが何だというんだと、彼は尋ねた。
「そうね、何なのかしら。……ねぇ、隊長さん。貴方が本当に守りたいヒトは誰?」
あなたが愛しているのは誰?
彼女の問い掛けに、彼は笑う。
「俺の主は陛下だ。陛下を助け、望みを叶え、憂いを晴らす事が、俺の存在理由だ」
「『あのヒト』がそれを望まなくても?」
銀色のメダリオンが鈍く光る。もういいよ、と泣いているみたいだ。
もういいよ、と。
「俺の望みだ」
彼は笑う。
いつも、笑っている。
『痛いも苦しいも隠して見せてくれない』と叫んだあの坊やみたいに、貴方の傷が見たいと。癒したいと、支えたいと、そう言えることが出来たらどんなに素敵だろう。
ああ。だけど己は精霊で、彼はヒトだ。
己で選んだ道だと。そう、告げられるから。
精霊にはない強さと弱さ。
「馬鹿な子」
してあげられる事なんて、一つもない。体を合わせても、心までは繋げない。
彼女は彼の頬を両手で包む。
「聞いて、愛しくて愚かなあなた」
私は精霊。
ヒトがヒトを愛するように、あなたを愛してあげることは出来ないわ。
だけど。
「あなたが望むなら私は、私の命にかけても、あなたとあの子を逃がしてあげるわ」
「あの子?」
ふわりっと彼女の体が宙に浮かんだ。
あたたかな体温が、唇を奪った。悲しみに陰った瞳が彼の姿をうつしている。
「酔った勢いで、可愛い告白をしたあの坊やよ。あの子となら、あなたもきっと幸せになれたのに。…………またね、私の愛しいヒト」
三度目の口付け。
赤い炎の向うに女の姿は消え、彼はしばらく天井を見上げていた。
ベッドの上の紫色の布を取り、メダリオンをそっと乗せた。
「…………」
鳥と獣。
古い古い時代の、遺産。
二つに分裂する前の国。鷹王と獅子王を示す、紋章が描かれたもの。
稀少価値がとても高いそれを、譲り受けたあの日。
後悔があるとすれば、一つ目の約束を守れなかった事だ。彼は、メダリオンにそっと唇を寄せた。
優しい、接吻(くちづけ)。
だけど、それに込められた思いは、何より深く熱かった。
愛する女に贈る接吻(くちづけ)よりも、真摯に。
「誓います。俺の全てをかけて、あなたの願いを叶えると」
果たす事の出来なかった一つ目の約束の変わりに、今度こそ必ず。
その誓いが、己を支え続ける限り、赤鷹は戦場を駆けるだろう。沢山の屍を積み上げて。大地に嘆きを響かせて。
孤独な道を彼はゆく。
布に包まれたメダリオンは、引き出しの奥に再び隠された。
一人の男の、過去も未来も人生も命も。その全てを捧げた誓いを抱いて、それは暗い闇の中。

「さぁて。今日もシゴキますかね」
コキコキと肩をならし、彼はドアへと向かった。

―ルフ

闇の中のメダリオンが、鈍く輝き誰かを呼んだ。
だが、その声に応えるモノはいない。


眩しい朝の太陽に目を細め、彼は歩き出す。


ギィッ……バタン。





―――――――――――――――――

過去に誓いの接吻(くちづけ)を・終

―――――――――――――――――





過去に誓いの接吻(くちづけ)を・中

軽口も、嘘臭い笑顔も、何処かに置き忘れたみたい。
この男を揺るがせるモノは、今もまだ……。
「髪くらいちゃんとふいたら。隊長さん」
「好奇心旺盛な誰かさんが、大人しくしてくれたらな、火蜥蜴(ひとかげ)」
「服くらいちゃんと着たら」
「お前に言われたくない」
あら。だって私はヒトでは無いものと笑う彼女の頭に、肩にかけていたタオルを投げ付けた。
「嫌なヒト」
女には優しくしなさい。と、彼女は彼の肩に顔を寄せ、つつっと指先で腕を撫でた。腕に腕を絡め、豊満な乳房を押しつけながら「いまから遊ぶ?」と甘い声音で囁いた。
メダリオンをベッドの横の机に起き、下着に足を突っ込みながら「お仕事です」と彼は首を振る。寄り掛かって来るオードリーの肩を押し、残念だけどまた今度と手をひらひらさせた。
「あんっ。野暮な男ね」
「百も承知だろ、火蜥蜴の精霊。一応これでも一部隊の隊長だ。色ごとにかまけて役目を疎かになんてできねぇよ」
「第四部隊に異動になったのよね。前の隊の指揮官ぶん殴って。よかったわねぇ、黒鷹があなたに御執心で。普通なら首と胴がはなれているわよ」
ごろりとベッドに横になり、日除けの裾を捲りながら彼女が言う。
国王陛下のお気に入りで良かったわね、と言われて、彼は曖昧に笑った。
「胸糞わりぃ上司にねちねち嫌味いわれるのと、陛下に殴られるのと、どっちがマシかねぇ」
愛情表現が激しく歪んだヒトを、相手にするのは骨が折れる。
わざとらしく溜め息をつく彼を見て、彼女は冗談はよしてと目を細めた。
「執着と支配と言う名の愛?笑えないわね。あなたってマゾなの?」
「止めてくれ。自信を持って否定出来なさそうで怖いから」
隊の上着に袖を通し、黒鷹の紋章が入ったバッジを胸に付けた。ブーツをはいて、ベルトに剣を引っ掛ける。
グラスの中の真っ赤な酒が、小さく揺れている。
パンと卵とベーコンと、ミルク。
真赤になった顔を思い出して、小さく笑った。
「……そっちの方が素敵。黒鷹や過去に囚われて澱んでいるより、ずっと素敵よ」
女の言葉に、彼は振り返る。
いつの間に服を纏ったのか……。
白いドレスの裾を揺らしながら、オードリーは彼に近付いて、優しく抱擁した。
ふわりと薫る。
媚薬の甘さ。






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next⇒過去に誓いの接吻(くちづけ)を・下

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あと三十分は放置プレイ

いい加減腰が痛い。立ちっぱ。
寒い。雨嫌い。
眠い。


あ。不満ばっかりだ。
くそっ。いか焼き喰いてぇ(じゅる)




着物キツい。脱ぎたい。風呂はいる。つか、いつ出発だよちくしょー………も、帰りたいっ(泣き言ばかりだ)

雨のばか野郎。



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