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バトン消化週間T

狂人度診断バトン

九条、いっきまぁーす。


※注意※

○か×かで答えて下さい。
質問は消して下さいね。



T:×(特に好きでも嫌いでもないけど、惨殺死体をみたいとは思わないので×だ)


U:○(ふふっ)


V:○(目撃したことはないが、まぁ何処かにはいるだろう)


W:×(必ずではないさ)


X:×(おいちゃん、血は嫌い)


Y:○(えへっ。今もだけど何か?)


Z:○(ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ。いや、うん、ね?/ナニガ)


[:×(怖いよ)


\:○(ぐふっ……スカーレット、私はもうダメだっ/誰さスカーレット)

]:×(絶望先生は見たことないです/違/)



〜結果〜

○が1〜2[普通]
○が3〜5[危険人物]
○が6〜9[狂人]
○が全て[狂った堕天使]


辛うじて危険人物だっ!!あぶねぇ……。


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バトる。

バトン溜めてごめーん(スコーン/何を投げた;)

目に付いたヤツだけでも答えるぜぃ。因みにおいちゃんにヒバリさんの口調は無理だ(ちょま)
噛み殺すよ。なんて言えない^^^^^



【大切な人へバトン】

*あなたの好きな物(人)は?
キヨシ君。


*送り手の好きな物(人)は?
時計?
野球?
よろずやサン。


*送り手と出会うキッカケは?

ふふっ。俺と兄貴の劇的な出会いを知りたいのかぃ?残念だがこっから先はお子ちゃまには刺激が強過ぎるぜ。
……すんません、エムブロで出会いますた。


*送り手の第一印象は?

兄貴は兄貴であって兄貴以外の何者でもない(意味不明)


*今の印象は?

兄貴は兄貴であ(本日閉店)


*ずっと身内(友達)でいたい?

うぃ。やんわりテキトーで軽い感じのお友達になってください。Σはっ。違った。兄貴は兄貴だった。


*送り手のいいところ

兄貴なところ。
いや。だから面倒見とか良さそうだなと。


*送り手の駄目(心配)なところ

女運。出会い。
あ。余計なお世話ですか。


*メッセージ

バトンためて申し訳ない。
徐々に頑張ります。


*このバトンは、今あなたが大切に思っている身内(友達)10人に回して下さい。
このバトンをもらったあなたは回してくれた人から大切に思われています。


キヨシくん、受取れー!あなたのことがちゅきだからぁー(ネタが古いさね)


なんか、スンマセン。



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箱庭<双子の少女U>『灰色』

景色は飛んでゆく。
幾つもの時代。
幾つもの人生。
幾つもの命。
「あ」
黒い髪の青年が立ち止まった。
歪んだ景色。いくつもの時が交差する場所。
「どうしたんだい、黒の君」
「見て、緑の精霊だ」
歪みの向うに見える世界。
黒髪の青年が指をさす。
「本当だ。泣いているね」
「うん。泣いているね。何か悲しいことがあったのかな」
「悲しい時に泣くのはヒトだよ」
「精霊は泣かないの?」
「僕は泣いた事がないから、その質問には答えてあげられないよ、黒の君」
「僕もないよ、白の君」
クスクスと二人は顔を見合わせて笑った。歪みに指先に触れて、二人同時に唇を開いた。
「「だから止めたのに。ヒトに執着しても無駄だって」」
可哀相な子。と、二人は目を細める。
「ねぇ、迎えに行ってあげましょう、クロハナちゃん」
さきほどまで黒髪の青年が立っていた場所に、白い髪と白い服の少女がいた。
少女は白い髪の青年を見上げる。
にっこり笑った青年は、瞬きの合間に姿を変えた。
「どうして迎えにいきたいの、シロハナ」
白い髪の青年は消えて、黒い髪の少女に。
シロハナ。
クロハナ。
二人の少女。
クロハナの問い掛けに、シロハナは始めて悲しそうな目をした。
「あの子が泣いているところを見るのは悲しいわ」
「だけどね、あの子には一度恩情を与えてあげたでしょ」
「だけど、クロハナちゃん。あの子は私たちの最初の子どもよ。それに、『入れ物』は壊れちゃったから、あの場所にいても無意味だわ」
「そうだね『器』は壊れたね」
「力も無くなっちゃったね」
「もうすぐ、誰もあの子を見つけられなくなるね」
ひとりぼっちに、なっちゃうね。永遠に会えなくなる。それはとっても悲しい。
二人は顔を見合わせ、手をつないだ。
クロハナはシロハナの額に、己の額をくっつけた。
「あの子が好きかい、シロハナ」
「そうね、大切よ。クロハナちゃんは?」
「そうだね、私も……好きだよ」
「初めて、つくった魂だもの」
「あの子を迎えにいこう、シロハナ」
「そうしましょう。クロハナちゃん」
そうして、また三人で時を駆けるの。
幾つもの消滅と誕生を飛び越えて。
何処までも、何時までも。
クスクスとシロハナが笑う。
クロハナは「違うよ」と微笑んだ。
「四人だよ、黒の君」
歪みに手を入れる。
歪みの向うで、ゆらゆらと揺れる世界に飛んでゆく。
「それは、とっても素敵だね、白の君」
歪みの向こう側の世界は、精霊の光で溢れていた。
泣いているのは、美しい精霊。


「「迎えに来たよ、僕たちの『灰色』。さぁ、家に帰ろう」」


楽しそうな彼らの声が、夜空に響いた。







―――――――――――――――――

箱庭<双子の少女U>終

―――――――――――――――――





箱庭<双子の少女U>【旅人】

死神は問う。

「君はどこまで逝くのかな。退屈すぎてあまり居心地は良くないだろうが、安らぎの場所までお連れしようか?」

男は答えた。

「いいえ。安らぎなど、ありはしません」

男は安らぎがないと言った。
救いもないと。
世界には破壊や絶望や憎しみが渦巻いていると。
ヒトは決して分かりあえない。争いは消えない。
だけど、信じている。
この世界の何処かにきっとあると。
楽園を目指していると、男は言った。


「素敵だなぁ」
水鏡が映すのは、赤い砂漠に残された足跡と、二つの影。
寝転がって金色の水面を指先で撫でていた青年の隣りに、もう一人の青年が腰を下ろした。
「何が素敵なんだい?」
「彼だよ。哀れな狂王の成れの果て。彷徨い続ける魂のカケラ」
「まだ消えていなかったんだ。ヒトとは本当に面白いね」
クスクス笑いながら、二人目の青年は寝転がっていた青年の背中を枕にした。
黒い髪を揺らしながら、一人目が笑う。
「ねぇ、白の君」
「なんだい、黒の君」
同じ顔。同じ声。
白と黒の髪と、額の石だけが違う。
「彼はなぜ、楽園を求めるのかな」
「簡単だよ、黒の君。彼はヒトを愛していたんだ。果てなき荒野に落とされた異端児は、自らを犠牲にしてまでヒトを守ろうとした」
「だけど、彼は終焉をもたらしたよ。愛する者も大地も全てを滅ぼして。結局何一つ守れなかった」
「当たり前さ。アレの魂はヒトだったもの」
「ヒトの魂では大き過ぎる力に耐えられないんだね」
黒い髪の青年を枕にしていた二人目は、起き上がって「違うよ」と微笑んだ。
寝転がって、水面に指先で触れた。
「以前にも教えてあげただろう、黒の君。彼はね心の支えを失ったんだ」
水面に映しだされた男の姿。真っ赤な血の海の真ん中に、赤い髪の男が倒れている。
揺らめき、幾つもの時を映す、金色の光。
「ああ、そう言えば。そんな事を話したね」
小さな鳥が愛らしい声で歌いながら、白い髪の青年の肩に止まった。
美しい竪琴の調べは生まれ出て。花や木々は歌い出した。
二人は同時に視線を動かした。
「白の君。あの時は彼とどんな話をしただろう」
「話なんてしたかい」
「忘れちゃった」
「忘れちゃったね」
クスクス。
くすくす。
見つめ合って、笑って、手を取り合って。
立ち上がって走り出す。
飛ぶように駆ける。風のように軽く。



――――――――――――――――

next⇒箱庭<双子の少女U>【灰色】

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台風あっちいけー!!

土曜日に上陸したら、どうしようと地味にビビり中。
こんにちわ、皆さん。九条です^^生きてますよ。

『昔のゲームをクリアしよう月間』が始まり(なんだソレは)、すでに一ヵ月を過ぎまくっているにも関わらず、ブログそっちのけでゲーム三昧の日々です。昨日まで、お笑い番組すら見ずにTVにかじり付いておりました。視力が一段と悪くなった気がいたします。

おっと、さすがにヒッキーにはなってないぜ。とうぜんニートでもないぜ。一応ノベルの方は続きを考えていたぜ、脳内でな^^^^


もう、ブログ更新なんざ、月1くらいでいいんぢゃね、俺。みたく思い始めたぜ。
はっぁ―ははははっ!!




……………………………………………………………………………………………………………ヤベ、冗談に聞こえない。




いや。まぁ。うん、冗談はさておき。徐々に更新して行きます。



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