スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

おしらせ

拍手絵を更新しますた。
以前描いた火蜥蜴のカラーに変更。
月一くらいで、更新できたら良いのにな……。

俺的楽園キャラクター・『水の精霊』





やはり版権モノは無理だった。ので、オリジナルにはしる。

画像が暗いけど、取り直しは面倒←ちょま。


水の精霊です。


脳内ではもっと『東洋のおひいさま(お姫さま)』的な雰囲気だったのに、おいちゃんの画力が追いつかず、結果がコレ。


反省はしない。







どうでもいい余談だが、水殿は木の精霊が好きだという設定がある。
でも振り向いては貰えない。


一人称は『わたくし』


もえ

モエた!!

戦セバ!の立てこもり犯と人質に´ω`人質かわいすぎる。
そすて新刊の8巻にも今月の人質さんことBくんの可愛さてんこ盛りでどないしよか思いました。もぅこのテンションのまま絵でも描くしかないよねって感じだ!!

版権モノは描くの苦手。でも頑張ろう。

残暑

残暑見舞いもーしあげます。な時期ですか?

昼間はまだまだ暑いですね。長○が懐かしい。
朝・夜はかなり過ごしやすくなりました。



残暑見舞いの絵でも描くかなぁ。



夏が終わればまた冬か……おいちゃん寒いのダメダメなモノで、できれば春と秋ばから(気温的に)繰り返したいと思っております。


夏は北海道。冬は沖縄が理想ですかね、やはり´ω`



しのびこいうた6(6)

「きっとお前は俺の運命なんだろうな。失いかけるまで気付けなかったけれど、お前こそが俺の魂の半分だ。お前が生きてゆく場所を守るためなら、どんな孤独にも堪えられると思った。
俺の世界は喜びで満たされている。始めて父さんと呼ばれた日も、ベッドを取り合った日も、拗ねたお前を探しにいった日も、沈む夕日を並んで見た日も、何気ない日々のすべてが尊いモノになった。
俺の命に意味を与えたのはお前。そうだ……お前こそが俺の太陽だ。陛下の手を放しても、お前を助けたいと思った」
「隊長、泣いているの?」
腕を延ばして、隊長の頬に触れた。
あたたかい。
不思議だ。さっきまでこれを夢だと決め付けていた心は、どこかに吹き飛んでしまった。
隊長の言葉のすべてを理解したわけじゃない。だけど―。
「なぁ、ジェイ。消えたいだなんて言わないでくれ」
苦笑いの隊長が、頬に触れている俺の手を掌で包んだ。
泣いているのかと再び問い掛けた。いいや、と隊長は首を振って、泣き方は知らないんだと笑った。
世界が霞んだ。思考が空ろになる。大切なヒトの痛みの前で、己の痛みなんて……。
「あのね」
「うん」
「俺は、まだこれが、ちゃんと現実だっていう、確信が持てない」
「ん」
「幸せで、だからこそ怖いよ。現実のあんたが苦しんでいるかもしれないのに、幸せな夢に溺れるなんて絶対に嫌だ」
「ん」
「目が覚めた時から、ずっと現実味がなくて。どうやって今を信じたらいいのか分からない。でも……もし、もう一度眠って、目が覚めてもまだ」
まだ。と、俺の言葉を隊長が盗んだ。綺麗な光がゆらゆらと揺れている。隊長は俺を太陽だと言ったけれど、俺には隊長こそが太陽だ。
「目が覚めてもまだ……お前が夢だと決めつける今が続いていたら、その時は俺と生きてくれるか?ジェイ」
眠って起きて、それでもまだ、あなたが俺を一番だといってくれるならば。
「うん。証を見せてくれるなら、現実だと信じるだけの力を示してくれるなら」
ちっぽけな俺の心に勇気を与えてくれるなら。一緒に、生きてもいいよ。
「……ああ。約束だ」
隊長が俺の手にメダリオンを握らせた。
隊長の宝物。
「これ……」
「持っていろ。俺の言葉が現実だと信じられるまで。きっとソレはお前を守る力になる」
「……やっぱり、夢なのかな。有り得ないことばかり起きるよ。隊長」
「だったら、眠ればいいさ。眠って、目覚めて、それでもまだ」
まだ、今が続いていたら、その時は名前を呼んで。
そうしたら俺は、貴方が好きだと抱き締めるから。






―――――――――――――――――

しのびこいうた6・終

next⇒しのびこいうた7

―――――――――――――――――







前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2009年08月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31