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じゃず

らしぃよ。



薔薇に惹かれたからチケット買ったわけじゃないよ!
たぶん←


















ひとがうんめいをにくむしゅんかんをしっている


かみをうらむしゅんかんもしっている




なみだがずつうをまねいて
かなしみがあしたをこばんで
がいぶとのせっしょくをこばんだおりに
ねむりたいとおもうことも

いたいほどに しっている





うしなうことになれないこころが

ずたずたにいたみながらもいのちをきざみ



まだ


あるきつづけろと めいじる






そのさきに なにがあるんですか?










あらたなであいですか



けっきょくは おわるなにかですか













うしなうことになれないこころは いつまでもよわっちぃ













こんなによわいじぶんは
だれかとなんていきられないんじゃないかと












かなしいので


やめた












もうねようか























ねむって











あさがなければ 














そのほうがしあわせなのかもとおもうぼくは




やっぱり よわっちぃ




















箱庭<灰色と死神>Y

ヒトあらざるモノは己に与えられし役割の範疇を越えてまて、ヒトの運命に関わってはいけない。
我らは、世界が定めた大きな流れの中にあって、その流れに逆らうことは、存在の消滅を意味した。
ソレを知った上で道を踏み外すモノもわずかだが存在し、ワタシの死の鎌は彼らを容赦なく斬り捨てた。
ヒトに近しい場所に存在する(ある)モノほど不安定で、道を踏み外しやすかった。
世界の意志から遠い、低級なモノほど過ちを犯す。だから、ワタシたちは誰もが驚いた。
白と黒の意志を継ぐべくして生み出された彼が、灰色の名を与えられた彼が、赦されがたき罪を犯したことを。


小さなオアシスに守られた、砂漠の村は柔らかな空気に包まれていた。村の外れの小高い丘に聳え立つ、大樹の守の力だ。
気紛れに、美しい命の花を咲かせる枝。青々とした若葉を茂らせ天へと伸びる枝に、蕾の気配は皆無だった。
おそらくソレは、この先二度と命の花を咲かすことは出来ないのだろう。それほどまでの、いや、存在の抹消すら有り得る程の罪を、ソレは犯したのだ。
風に揺れる葉の音を聞きながら、ワタシは黒い鎌を手に大樹へと歩みを進めた。
『やぁ。久し振りだねぇ。死神姫』
歌うように、紡がれる音。
それは、双子の神の庭では一度も聞いたことのない、柔らかな声音だった。
「お久し振りです、灰色様」
『今はタチタの木の精霊だ』
くつりと、笑みを浮かべた男。
緑の髪の精霊は、器である大樹の枝に優雅に腰をかけ、死神を見下ろした。
「灰色様」
『木の精霊とお呼び』
「いにしえの緑の精霊よ、なぜ貴方ほどのお方が、過ちをおかされたのですか」
問掛けに精霊は、何故だろうねと首を傾げた。
何も変わらない。千を優に超える時が過ぎてもまだ……。
『双子の神の命令で、私を殺しにきたのかぃ?』
精霊は笑みを崩さずままそう問掛けた。




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終焉はまだ遠いです。
でも本当はすぐ近くです。
もうしばらく、死神におつきあい下さい。


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