ああ…いやだ。
この状況を伝えるメールを姉に送ったら…何て言ったと思う?
「でも大丈夫だって聞いたよ」みたいなことを言ってた。
ああ、”知らない”ことってすごく怖いな…なんて染々思っちゃった。
それと同時に、怒りが込み上げてきた。
じんわりと染み渡るような、そんな怒り。
何時だって逃げられた姉。
何時だって逃げらなかった私。
私なんて存在はあの人達にとって娘なんかじゃなくて、生け贄か…盾なんだよ。
何時だって私は差し出されてきた。
限界で、堪えられなくて、それで救いを求めたらそんなアホみたいな返事。
そうよね、姉妹だからって助けてなんかくれないのよね。
ずっとずっと、大事に大事に守られてきた姉に…私のこの怒りも気持ちも理解出来やしないんだ
このやり場のない怒りは、どう消化したらいいのかわからない…
これ以上、何をどうしたら現状が良くなるのかもわからない。
先が見えない。何も見えない。
どうしたら良いのかもわからない!
きっと、未来を棄てる人はこんな気持ちなんだろうね
だって…今、私、未来を棄ててしまいたいもの。