スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

素敵な、夢






すべてが、輝いて見えていた…



緩む頬を抑えることも出来ずに
笑えていたの。




嗚呼…これが"幸福"なんだって
知った。




でも、もう…それは消えてしまった。





もう、大事なものはないの。


あの人もあの子もいない世界じゃ
息も出来ない
笑えやしない



"私"を必要としてくれた
大切な人はいない。



独りぼっちの世界で
どう、幸福になれというの?




…きっと、あの幸福な日々は夢だったんだ。



いい夢を見れた。



夢でも幻でもいいから
醒めないでほしかったな…






瞼の裏に、映る姿が…霞んでいきませんように


どうか、夢でいいから
私に会いに来てよ…






どうして、私を蝕む病は
死に至らぬ病なのだろうね…




私も、そこへいきたいよ


一日でも、一秒でも早く。





ねぇ…どうして、神様はこんなに残酷なんだろうね?


引き返せない






知ってた。



引き返せないことは
始めからわかっていた





それでも進んだ。


なにもかも、棄てたつもりでいた





でも、やっぱり心は棄てられなかった…




でも、もう私は…
私には引き返す道はないから
立ち止まることしか出来ない。



ノロノロと、進むしかない…





闇に堕ちてしまえたなら
ずっと楽だと、思っていたのにな…




前の記事へ 次の記事へ