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φ雨


土砂降りの雨の中を
とぼとぼ歩いていた

髪や鼻の頭からは
大きな水滴が滴り落ちる

口元をぬぐって唇を舐めると
ほのかにしょっぱい味がした
それでようやく
頬を涙が伝っているのだと気付いた


誰も見ていないからと
薄ら笑いを浮かべてみた
大丈夫、まだ笑える
また明日から元気に振る舞ってみせるよ

だからせめて、今だけ
声をあげて泣くのを許して下さい



無くしてしまった気持ち
記憶のかけら
恋しくて恋しくて仕方ない

でも
今の僕には必要ないんだ
そう割り切って涙を拭った

それでも堪え切れずに溢れた涙は
きっとこの雨が流してくれる




今日の駄文

すごく切羽詰まった状況なのにも拘わらず、レポートをやる気になれない。
明後日までには終わらせなきゃ。
でも駄目。やる気になれない。

しかも眠くなってきた。
お風呂も入ってないのに。

早くレポート仕上げて、何もかもスッキリして、三國無双三昧で過ごしたい…。

そういや、某オクで落札したもの。
振込は終わって連絡したのに、相手から返信がこない。
苛々。
そんなこと言ってる場合じゃないのに。


なんか最近妙に苛々する。
コントロールしきれてない感情をもて余してる。
スッキリすることしたい。


φ 狂 哀

久し振りに部屋を片付けました
散らかり放題だったのですごく時間が掛かってしまいました
まったくもう
一体いつから片付けを怠っていたのでしょう



そう

君がいなくなってからです





僕はようやく元気になりました
とは言え
まだお薬が手離せません
これが無いと駄目なのです
そう、駄目なのです
万が一無くなってしまったら…

そんなこと
考えただけでも不安になってしまいます



さあ
早く部屋を片付けてしまいましょう

部屋が片付いたら
君は戻ってきてくれるでしょうか?



何だか視界の端に
どす黒いものが映ります

早く綺麗に片付けなくちゃ





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φ感謝



たとえばあの日
きみに出逢わなかったら
僕はいま どんな道を歩んでいただろう

季節の移ろいも
太陽の眩しさも
美しい月の輝きも
心地好い微睡みも

身近に感じることなんて無かっただろう

きっと
多分
間違いなく



もしきみが もう
ここへ戻って来るつもりが無いのだとしても
僕はただ
きみに出逢えたその事実を
感謝しているよ



いまでも、あいしてる





事実、というもの

万物は流転する、と友人が言った。
すべてのものが廻(めぐ)っていても、今という瞬間はここにしかないし、今ここにいる事実以外はどうでも良いことなんじゃないかなと私は思った。

むしろ事実以外は大して重要ではないと言い切れる。
物事や人や感情、様々なものを本当とか嘘とか疑うのでなく、そこかしこに蔓延する誤った情報に囚われることなく、目の前にあるものだけ受け入れていけたらいいなと思う。
…そういう風に考えられる環境にいることが幸せである自覚を、きちんと持って生きようと思う。
私は騙されたり騙したりするのが当たり前の世界に生きている訳ではないし、疑うことを強いられてもいないから。


真実っていうのはどこまで行っても主観的な理論でしかなくて、でも事実っていうのは客観的に見ても主観的に見ても変化しないものだ。
だからこそ重要であり、それが唯一確実な基盤になり得る。
その代わり、事実は幸福だけをもたらすものでもないということも、忘れてはならない。
時に事実とは、残酷で恐ろしいものでもあるのだから。


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