お仕事先のジェラート屋での事件簿。
Aさん「黒鶫ちゃん!新しいバイトの子が二人入ってね、大学生らしいんだけど…その二人に、ジェラート作る機械の分解を教えてあげて欲しいの!」
私「…は?私がですか?一人で?」
Aさん「うん、お願いね〜!」
私「えっ…ちょっ…!?私もまだ曖昧なんですがっ…!」
Aさん「黒鶫ちゃんなら、大丈夫!」
私(…何が大丈夫なんだ…)
まさかの、黒鶫…指導係。
※黒鶫は、人様を指導した事などありません。
私「…黒鶫です。よろしくお願いします」
バイトさん♀「よろしくお願いします!」
バイトさん♂「よろしくお願いします!」
私「…では、機械の分解の説明を…」
バイトさん♀「あ!あのっ、黒鶫さんも学生ですか?」
バイトさん♂「大学どこですか?」
私「…いえ、お二人くらいの歳の妹がいますから…」
バイトさん♀「えっ」
バイトさん♂「えっ」
私「えっ」
年下だと思われていたようです。
私「…では、説明を始めます…まず、上の蓋ですが、後ろに倒すと外れます。入れる時は、真っ直ぐに差し込んで下さい」
バイトさん♀♂「「はい!」」←メモ中。
色々説明して、黒鶫もイマイチ分かってない下の部分の説明開始。
私「これは…まぁ…適当にガチャガチャやれば外れます」
バイトさん♀「えっ」
バイトさん♂「えっ」
私「えっ」
私「…で、はめる時ですが、ガチャガチャやればはまりますので…」
バイトさん♀「えっ」
バイトさん♂「えっ」
私「えっ」