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好き勝手やってます。色々と好きなものがあって、困ってます。
「……何か緊張する」
「お前さ、何でそんなに不機嫌なの?」
好きだ、と自分の気持ちを素直に、ありのまま伝えられたら、どんなに良かったか。この胸に抱え続けた苦しみは、きっと今より小さなものだったかもしれない。
仕事を終え、自宅に帰ると、リビングのソファーで寝る影山の姿があった。そっと彼に近付き、息を潜めて、じっと見つめる。普段は鋭さが目立つ瞳も今は閉じられ、規則正しい寝息を立てている。時折、むにゃむにゃと口を動かす姿に、ふっと笑みが零れる。
陽がとても可愛らしい女の子と居たのを見掛けて、チクリと胸が痛んだ。その子と楽しそうに、時折笑顔を見せる姿に、更に胸が痛くなった。俺の知らない陽を見るだけで、胸を刺す痛みは増していく。そっか、漸く分かった、俺は陽に恋をしているんだ。
誕生日 | 5月29日 |
地 域 | 静岡県 |
血液型 | O型 |