作 山口幸三郎
メディアワークス文庫
第三作目です。
もうね…本当に読み進めるのが怖いです。
誠実で穏やかだと思っていた方が、どんな最後を迎えてしまうのか。
ハッピーエンドじゃないフラグがばしばしですよ!もうね!勘弁してください…。
えー、三作目では本作にチンピラでいい人で実は大学生というユキジの過去と旅人さんの出会いやら、喜劇みたいな爆弾劇とかが収録されております。
爆弾劇は正直爆弾魔さんが可哀相でしたね(笑)またお前か!!っていう。
陽子先生を思うと幸せになって欲しいんですが、そうもいかないんだろうな。
さあ、おっかなびっくりで最終巻である4巻に手をつけようと思います。
4巻はもっと真面目に感想書く予定です(未定ですけどね)
2011-11-20 20:40
作 山口幸三郎
メディアワークス文庫
前回の日暮旅人シリーズの第2作目になります。
1作目の感想では「穏やか」と書いてましたが、いろいろきな臭くなってきましたよ…。
旅人さんの過去が垣間見える度に何やら空恐ろしい感じがしてですね。普段の旅人さんが好きな身としてはちょっと覚悟しないといけないのかなーと。
それとユキジが本当にいい人で、優秀で。最後のあれがあったからいいとこのご子息かもなーと思ったりもしてます。
あと、すっごい気になるのは、陽子先生と旅人の関係ですよね!!このままでもいい気もするけど…どうなの?!!(落ち着け)
とまあ、ここまで書きましたが最近最終巻である4巻が出てまして、すでに3、4巻を購入済の自分に死角はないのだよ…ふふふ。
と、この読書感想が100件目の感想になってしまいました(笑)
2011-11-20 10:15
作 山口幸三郎
メディアワークス文庫
妹に勧められ、貸してもらって読んでみました。
まず設定が面白い!日暮さんが穏やかなお人よしなんですが、その『眼』が特殊な人物でして、他の五感が機能していない代わりに眼から色々な情報を取り入れるんです。
この設定はなかなか…。
それと、秘密が多いのも面白みですね。先生といい感じになるのかしら!!と胸熱だったのですが、終盤辺りでそうやら一筋ではいかない人物だとわかるのですよ…。穏やかなだけではないのね!
他にもいろいろありますが、雰囲気が爽やかですごく読みやすいです!!
まだまだ一冊目、これからどのようになっていくのかわくわくしながら妹に続刊をせびろうと思います(笑)
2011-11-9 21:56
作 九月文
角川ビーンズ文庫
佐和山物語の6冊目にして真の完結刊。
正直な感想からすると、最後の集大成ならば短編ではなく、ちゃんとした形で読みたかったです。時軸が途中わからなくて…駆け足過ぎだったのではないかなー?と。
覚醒した直継様が本気モード過ぎて個人的にはなんかなーと思わないでもない。個人的な好みの傾向です。すみません。最後の方なら采女さんとしのが好みです。いい歳した大人が!もう!←
真面目な話、戦国が好きな人間としてはその大坂の戦いの辺りを詳しくしてくれた方が…。
表では豊臣と徳川の戦いをしてる中、裏では直継様がひそかに三成や吉継の亡霊と戦ってたとか胸熱すぎるでしょうが!!!!!
いままでが楽しかっただけにそこが残念でした。
あとはひこにゃんの由来が楽しかったくらいですかね。
以上、感想でした。
2011.11.3
2011-11-9 21:47
堺雅人さんと宮崎あおいさんのゴールデンな組み合わせの映画を見ない訳にはいかないだろううう!!と、CM見た瞬間から心に決めて車検の日に見て参りました!!
なんかね、実際にはきっと辛いのだろうけれど、観る側に負担をかけすぎない、わかりやすい映画になってました。ツレうつ。妹がこう略してたのですが一般的なのかしら…?
堺さんの演技幅がすごいなって改めて思い知らされました。あんなにも真面目で時に純粋過ぎて、怖いくらいな『ツレ』を演じた堺さんは実力派やで…。
そして、宮崎さんですよ!!ちくしょう服かわええ!!寝起きかわええ!
や、可愛いだけじゃないんですが!こちらも実力派でございます。
何回か映画中に泣いていたのですが、仕事辞める時にハルさんが満員電車に一緒に乗って「今までこれに乗ってきたんだね。ツレは偉いよ。でももう乗らなくていいんだよ」っと言ってくれて、ツレが電車内で泣き出してしまうシーンには本当に…。
何気ない、他の人もこなしていることでも、当人にとっては苦痛だったかもしれない。それを褒めて労ってくれたハルさんの優しさと、それを素直に受け取り泣き出してしまうツレの気持ちとか。
苛々のあまりキツイ言葉を浴びせ、それを受けたツレが一人服のまま空の湯船に座り、涙をこぼすところも。
親しい人が急に遠くに感じ、世界で一人に感じる恐怖。
一度はみな経験したかもしれないことを、映画を通して形にしてくれました。
振り返るとすごい映画だったなぁ。
なかなかうまくまとまりませんでしたが、一度はゆっくり観てもらいたい映画でした。
2011.10.29
2011-11-9 21:32